初夏になると「鳥のヒナを拾ったのですが、どうしたらよいですか?」というお問合せが多く寄せられます。
しかし、そのほとんどが、まだ飛ぶ力がついていない巣立ち直後のヒナが地面におりているだけで、保護しなくてもよいケースです。
保護した、または、保護される場合は、動物愛護センター(電話:096-380-2153)にご相談ください。
■その他よくある質問
・Q1:なぜ地面に落ちているヒナをよく見かけるのですか?
・A1:巣立ちしたばかりのヒナはうまく飛べません。だから枝から枝へ移るときなどに、
地面におりてしまうことがあるのです。
・Q2:ヒナを見つけたときは、どうしたらよいのでしょうか?
・A2:近くに姿が見えなくても親鳥は必ずヒナのもとへ戻って世話をします。人がそばにいると、
かえって親鳥はヒナに近寄れません。そのままにしてそっと離れましょう。
・Q3:猫が近くにいて心配ですが?
・A3:近くの木の枝など、猫が近寄れないところにとまらせてあげましょう。
・Q4:人が野鳥のヒナを育てることはできないのでしょうか?
・A4:私たちはヒナに飛び方や、食べ物、何が自分にとって危険なのか教えられません。
自然の中で自立していけるように育てるというのはとても難しいことなのです。
また、許可なく野鳥を飼うことは法律で禁止されています。
・Q5:弱った野生の鳥獣を保護(捕獲)して欲しいのですが。できますか?
・A5:野生鳥獣は、許可なく保護(捕獲)することはできません。熊本市の職員であっても同じことです。市職員は捕獲許可を持っていませんので、捕獲許可を持っている熊本県自然保護課(333-2275)、県鳥獣保護センター(282-2651)にご相談下さい。
・Q6:野生鳥獣を保護しましたどうしたらよいですか?
・A6:元気なら元の場所に戻してください。弱っているなら、県鳥獣保護センター(282-2651)に持って行くか、熊本県自然保護課(333-2275)にご相談下さい。
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